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堆錦(ついきん)
漆に顔料を混ぜて練られた「堆錦餅(ついきんもち)」と呼ばれる材料を薄く延ばして文様の形に切り抜き
貼り付ける技法です。 クロメ漆に顔料を飽和状態になるまで混入し、餅状にして薄く延ばし文様に切り取って漆面に貼り付け、立体的な表現をします。 この堆錦餅の練り上げの際には、餅状になるまで顔料を練り込むのですが、沖縄ではその高温多湿な気候が乾燥(固化)を早めてしまうので、 「焼漆(やきうるし)」と呼ばれる特殊な漆の調整方法で乾燥を抑えます。乾燥を抑えることで、顔料を均等に練り込み、 色彩豊かな堆錦餅を作り出します。この焼漆は、日本の他の地域では漆の乾燥(固化)を強力に抑制することが知られています。
堆錦の技法は1715年に比嘉乗昌(ひがじょうしょう)氏によって創始されたと歴史書『球陽』(きゅうよう)に記録されていますが、 その着想は、堆彩漆(ついさいしつ)・堆朱(ついしゅ)・漆絵(うるしえ)・密陀絵(みつだえ)の技法から得られたものだと思われます。 堆朱が立体的な文様を加飾する技法であり、漆絵・密陀絵が豊かな色彩表現を行う技法であり、堆錦はこの2種の技法での表現を、 組み合わせて加飾するための技法といえるでしょう。堆錦という加飾技法の特徴は、顔料による豊かな色彩と精緻な造形を挙げられます。 他の技法に比べてもその表現力は高く、絵画的文様を漆器に施すという点に優れた技法です。
彩漆(いろうるし)
吸い込まれるような漆黒から光を放つ文様。その、目も冴えるほど鮮やかな色は、沖縄特有の気候や
風土に育まれ、職人たちの緻密な技術によって生み出された「彩漆」(いろうるし)という名の新しい色彩です。漆の鮮やかな色合いを出すのに3ヶ月
も室の中で養生しなくてはなりません。 角萬漆器の彩漆(いろうるし)は色漆という技法で、漆に顔料を混ぜた色漆で文様を描きます。古代の色漆は黒、朱、黄、弁柄、緑に限られていて、 暗い色調でしたが、研究・改良をかさねて、この色合いを出すことに成功しました。
螺鈿
螺鈿(らでん)は、貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠質の
部分を薄く研磨したものを、さまざまな模様の形に切り、 漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法のことです。螺鈿の貝の薄片を製作する技法は、 夜光貝やアワビの貝の真珠質の部分を砥石(といし)でみがき、一定の厚さにそろえる技法が一般的ですが、 琉球漆器では、夜光貝を一週間ほど煮て、真珠質の部分を薄い層に剥がす技法(煮螺の法)があります。 琉球漆器では、漆を研ぎ出すのではなく、漆をはがす技法が主に使われています。 螺鈿は、光線の当たり具合によって、貝の部分が青や白に美しく輝きますが、 貝の薄片が薄いほど発色が良くなります。
沈金
上塗りした漆器面を刃物で文様を彫り、彫り溝の部分に漆を擦り込み、金・銀などの
箔や粉を残すようにして貼り付ける技法です。 かつては中国、タイ、インドなどでも行われましたが、現代では日本で最も盛んに行われており、 特に輪島塗でよく使われる技法です。産地によって使用する刃物に違いがありますし、 彫刻技法にも線彫、点彫、片切彫、コスリ彫等の種類があり、近現代では、従来の線彫りのほか片切彫、 点彫などの手法が考案され、立体感、ぼかしなどの多彩な表現が行われるようになりました。 中国名は、鎗金(そうきん)といいます。 古い時代の琉球沈金では細かく器物全体を埋めるように文様が表現されていましたが、 時代が下がると太く均一な線で空間を活かした表現に変わっていきます。
蒔絵
金や銀の塊を鑢で下ろし、細かい粉としたものを漆で描いた文様に蒔きつけて、
一緒に乾かして表現する技法を言います。 研出蒔絵、平蒔絵、高蒔絵、肉合研出蒔絵、研切蒔絵、木地蒔絵といった技法があります。
平蒔絵は弁柄と漆を練った絵漆を筆につけ、塗面に文様を描き、それが乾燥する前に、 金・銀などの細粉を振りかけ(蒔くという)、余分な粉をふき取り、 乾燥後摺り漆等で固めてから蒔絵粉を磨き上げて仕上げます。
漆絵
漆に顔料を混ぜた色漆で文様を描く技法です。
古代の色漆は黒、朱、黄、弁柄、緑に限られていて、暗い色調でした。
箔絵
漆面に漆で文様を描き、その上に金箔や銀箔などを貼って、乾燥後に余分な箔を
ぬぐい去って文様を得る技法です。 またあらかじめ、三角形、菱形、短冊形等の切箔を貼り幾何学的文様を表わす場合もあります。 琉球の古い時代では金の面を針で引っかいて細部の線を表現していますが、 時代が下がると黒漆で細部を描いた表現が主流となりました。

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